2012年8月9日木曜日

個人技と団体技の世界








「個人プレー」と書き出すと、独りよがり、他人を寄せ付けず集団の中で孤立をする、
利己主義的・自分勝手な人と取られやすい。

しかし、個人プレーの「個」の確立は、自分をしっかり持つという意味ですので利己主義とは違う。
ましてや独りよがりなどとはまったく違う。

「個」の確立とは孤立することではない。

ロンドンオリンピックで活躍している日本の団体競技の中で勝ち進むチームは、個の確立が出来ているところが多い。
女子サッカー、なでしこジャパンの全員が個性的で同じような顔の人がいない。
一方の柔道は個人競技だが、ほとんど全員が同じようなコメントを発し、全体(チーム)としての色も顔も見えてこない。

チームというものは、選手はもちろん、コーチ、監督など、人と人とが織り成す関係によって成立している。
それぞれのチームの中にいる「個」を起点にして、チーム全体の潜在能力が育まれている。
こう考えれば、個人主義と集団主義が対立するものではないと理解できる。

どんな優秀な人間でも、たった一人で成し遂げれることには限度があるが、チームワークによって、ひとりひとりの持つ総和は何倍にもなる。
それはスポーツでもビジネスでも同じだと考える。









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