2012年7月25日水曜日

商業







「商業」の名前の起こりは、紀元前16世紀の事、中国に「商」という国があり、
その国の人は売買がとても上手だったため、特別に商業と呼ばれるようになったと伝えられている。
実際に、紀元前16世紀~11世紀に掛けて存在したのが中国古代王朝「商」、別名「殷」。

商は紀元前11世紀に周王朝によって滅ぼされため、住民は離散し、様々な品物を売り歩いて生活を支えた。
周囲からは「商の国の人=商人」と呼ばれ、やがて「商」は「あきない」を表わす語になった、というのが通説。
つまり商の国が「経世済民」の術にたけ、没落はしたが商いを通して、豊かに政治を行ったことが商業の起こりだと考えられている。

このように、元々は「商」の字には「あきない」の意味はない。
「商」の解字は<章+冏>であり、
”章”は音符だが、「明るく目立つ」の意も持つ。
下の”冏”は「高台」を表わし、合わせて、「どこからも目立つ建物」が原義。
商の字は「高台の上にある家に住む人であり、転じて「高貴な人達。王家。」を示した字だといわれている。

本来の意味からは離れてしまった「商業」と言う言葉だが、
プライドを持って正しく商いをしなさいと示唆してると思いたい。







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