1996年に日本で最初の真珠のECショップを開設し、決済システムの必要性からNTTリバイ、アコシス、キャピオン等の電子決済システム構築に関わると共に1999年からは国・地方行政からの依頼で、公務にて新規事業支援分野、特にEC・ベンチャー支援業務として各地を行脚しています。 2006年度から2年間、特任教授の肩書きで国立大学のお仕事をさせていただきました。素晴らしい仲間と多くの学びを頂戴しました。 2009年からは、日本の伝統産業である「真珠」業界の輝きを取り戻す為に5年振りにWEBサイトを再開します。 さぁ今日も朝の一言から頑張るか 岩城達夫 海からの贈り物ー真珠・イワキパール
2012年7月10日火曜日
動く光と静かな光
光には動く光と、静かな光がある。
動く光とは、風が吹く野辺の焚き火のようなもの。
静かな光とは、密室の中の灯火のようなものだとする。
光は同じ力であるとしよう。
然し乍ら、動く光と静かな光とでは、その力は同じでも働きは同じではない。
室内の灯火は柔らかく静かだが、細かい字の本を読ませてくれる。
しかし、風の中の火の光では、かなり大きな文字でも読みづらい。
シラス漁に使うカーバイドの光は強いが、それで本を読むのは辛い。
室内電灯の光は弱いが、読書にはとても役に立つ。
こんな具合に光にはその働き具合にお起きな差異がある。
心が同じ力だと仮設しよう。
然し乍ら、強く動く心と、静かに安定した心の動きとでは、その働き具合は大きな違いがあるはずだ。
ちょうど、同じ力の光でも、動いている光と静かな光とでは、その働きに大きな違いがあるのと同じだ。
動き乱れた心は、風の中の焚き火のようなもので、いくら明るそうに見えても、モノを照らす働きにおいては具合が良くない。
心が静かに定まっていない状態とは、気が散っている状態である。
物事を読み解こうと考えるならば、心は静まった状態が望ましい。
今日の空(朝ブログ)
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