2012年7月5日木曜日







新粒子を発見したと、欧州合同原子核研究機関(CERN)が2012年6月4日発表した。
万物に質量(重さ)を与えると考えられてきた「ヒッグス粒子」は、
素粒子物理学の基礎となる「標準理論」の中で唯一見つかっていなかった素粒子だ。

天地には【気】はひとつしか存在しないと「荘子」は説いている。
そもそも気は、物から発するものなのだが、極めて微妙で捉えにくい。
その物の気というものは、すなわちその物の本体と同一のものであり、本体の目に見えない、
いわば微粒子のようなものである。

気と物が離れたら、物はすでに物でなく、物と気が離れれば、気はすでに気ではない。
気はすなわち物から生じてくるもので、物はすなわち気の基づくところの気である。
言い方を変えてみると、静かなる状態を【物】とすれば、動く状態を【気】といえる。
あるいはまた、根本を【物】とするならば、末端を【気】ということができる。

具体的に例えれば、水を物とするならば、水上のモヤは水の気であり、
火を物とすれば、熱い熱が気である。
水があれば当然湿気が生じる。
火があれば乾燥して熱くなる。

湿気や熱や乾燥は目には見えないし、とらえどころもないけれど、気は本体である物と同一不可分なものだ。
水がなくなれば湿気も存在しないし、火が消えれば熱も乾燥もなくなってしまう。









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