2012年6月27日水曜日

精と粗







「精」は、その対語である「粗」をよく考えると理解できる。
粗はぞんざいなこと。

米の精米の精も同じ。
厳選した米をよく磨いて、糠をきれいに取り除けば真珠のように美しく美味しくなる。

どのような道にも「精」と「粗」の二つの道がある。
もちろん「精」の道を選ばなければならないが、
時として「精」に見えない偉人や傑物がいるために、
その外見の豪傑ぶった部分に囚われ間違った道に進む者もいる。

「粗」とは、大雑把・荒いとも詠む。
よく似た一字の言葉だが全く意味が異なる。





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