1996年に日本で最初の真珠のECショップを開設し、決済システムの必要性からNTTリバイ、アコシス、キャピオン等の電子決済システム構築に関わると共に1999年からは国・地方行政からの依頼で、公務にて新規事業支援分野、特にEC・ベンチャー支援業務として各地を行脚しています。 2006年度から2年間、特任教授の肩書きで国立大学のお仕事をさせていただきました。素晴らしい仲間と多くの学びを頂戴しました。 2009年からは、日本の伝統産業である「真珠」業界の輝きを取り戻す為に5年振りにWEBサイトを再開します。 さぁ今日も朝の一言から頑張るか 岩城達夫 海からの贈り物ー真珠・イワキパール
2012年6月19日火曜日
惜福
問題に直面したら、「正当か不当か」をまず論ずるべきであって、
「幸か不幸か」などは論じなくてよい。
しかし、「正当か不当か」を極端に追求すると、
人間は狷介・偏狭になりがちだし、
禍福吉凶・幸不幸・運不運ばかりを多く語れば、
人間は卑小になってしまう。
もし福に巡り会ったら感謝する余裕の心を持ちたい。
「幸運は七度人を訪ねる」と言う諺がある。
つまりどんな人にも幸せのチャンスは何度かやってくるもの。
それをこれ幸いとばかりに、
幸運の調子に乗って目いっぱい取り込んでしまい、幸運の木を枯れさせるようなことをしてはならない。
二十輪の花の蕾を七・八輪も十輪も摘み去り、
また、百個の実が実らないうちに、その実の数十個を摘み取ってやるのが「惜福」である。
こうすることで花も大きく実も豊かに、
そして木も疲れないから来年もまた花を咲かせ実をつけることができる。
ついている時にこそ、控えめに自ら抑制することが惜福の心であり、
福を取り尽くさず、使い果たさないことこそが惜福の真髄である。
今日の空(朝ブログ)
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