2012年2月13日月曜日

ローソン、年内にもECに参入

ローソンは7日、年内にもインターネットを利用した電子商取引(EC)に参入する方針を明らかにした。
ネット上に「仮想店舗」を設け、書籍や航空券、衣料などを販売する計画で、2001年には200億円の売上げを目指す。
セブンーイレブン・ジャパンが11月から書籍などの販売でECに乗り出すが、ローソンは幅広い品揃えで対抗する。
24時間営業のメリットを利用し、コンビニが商品の受け渡しや代金の決済を手がける動きが加速しそうだ。
ローソンの計画によると、顧客はインターネットの画面を通じて、商品を販売する企業のカタログを参照し、注文する仕組み。
【日刊工業新聞社1999年7月8日】


約12年前のプレス発表です。
さて、結果は皆さんご存知の通り。書籍はアマゾンで、航空券のチケットは直接JALやANAのサイトから購入する人が圧倒的に多い。
アマゾンや各航空会社はマイルなどでEC顧客の囲い込みに成功したといえる。
しかし1999年時点ではアマゾンは日本になかったし、ネット上でクレジットカードはまだ使えなかった。また、当時はADSLも普及前で電話回線を利用して代金を気にしながらネットに接続していた事を付け加える。
衣料品はどうだろう?ネットで衣料品が売れ出したのは、ほんの2・3年前。それまでは何故売れなかったのか?未だに本格的に売れていると言えないかも。
さて、結果を知っている自分たちだが、時間を巻き戻して12年前にローソンのECの担当責任者として事業計画書を纏めるとしたらどのような手があっただろうか?
タイムマシーンに乗って1999年の七夕の日に戻ったとしても、EC事業として3年間の事業計画を書き上げ、結果を出すのは難しいといえるが、これから私たちは見えない未来に向かって事業計画書を書き上げなければならない。
みんなの笑顔のために。幸せのために。

10年後に来る明日のために、10年前の出来事をつぶさに検証する必要がある。





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