2012年1月27日金曜日

意味:絆とは、断つことのできない人と人との結びつき。
   ほだし。「紲」とも書く。

絆の語源は諸説あり、「頸綱(くびつな)」「騎綱(きづな)」「繋綱(つなぎつな)」の動物を繋ぎ止める意味で共通している。


2011年を表す漢字にも選ばれた「絆:きずな」と言う漢字。
世界遺産・清水寺で、貫主の森清範(せいはん)さんが特大の和紙に墨で書き上げたTV映像が記憶に新しい。
その「絆」を再び考察してみると、色々な解釈が考えられる。
震災後に度々使われる「絆」だが、「立ち上がろう日本」と絆の関係を考えると今ひとつしっくりしなかった。


そんなモヤモヤな頭に、坂村真民の詩が題名だけだが浮かんだ。

【絆を断つ】
絆を断つということは、容易なことではない。
そしてそれはだれにでもできることではない。
自分の道をまっしぐらに行こうとする以上、
どこかで絆を断たねばならぬ。
それができない以上、本ものにはなれない。


絆は何時までも繋ぎ止めるだけのモノじゃ駄目なんだ。
どこかで断ち切る。
そこに絆の存在価値があり、
それを決めるのは自分自身なんだ。





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