2011年9月14日水曜日

問題は解決しないと意味がない。

学生の時の試験問題には、必ずひとつの答えがある。
しかし一般社会での問題は、答えが複数あったり逆に全くなかったりして複雑だ。
明確な答えがひとつだけ出現するなどほとんど望めない。

そんなビジネスの現場で、明確な答えを出そうと仕事に取り組むと、真面目だけど成果の出ないダメな奴になりかねない。

問題に対しては、
  様々な現象の中から問題を特定し、
  そのなかで、優先順位を付け、
  根本的な問題(問題のコア)を特定し、
  解決策を策定する。
  最後に実行プランを立て行動する。
そして結果を出し続けていく、繰り返しが必要だ。

現場で一番多いと感じるのが、結論を急ぐあまり直感で判断してしまう会議の場。
特にコンサルタントと言われる職業に、問題解決と言いながら自分の知っている知識の中で、直感的に判断をする人に出会うが、それはあなた一人の狭い知識でのご託宣・・・・占いでは?とかんぐってしまう。
(私もコンサルタントの仕事をしてきたが、恥ずかしながら最初は無知で傲慢でした)

問題解決への取り組みの最初は「出来る限りの情報収集」です。
そして集まった情報を「事実」と「仮説」に分類して、筋道(論理構成)を立てる。
そこから出た結論を「仮説」と考えて、それを検証する。

アイデアを思いつきと勘違いしている方が多いが、アイデアは論理的思考力から生み出されるものだ。
我々の組織で採用されるアイデアとはそうあるべきだと考える。

しかし最終的に纏まった結論もあくまでも仮説。答えはまだない。
論理的思考とは成功確率を高めるための作業だと言えます。
実行しなければ結論は得ません。




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