2010年12月31日金曜日

今年一年ありがとうございました。


この雪の 消残(けのこ)るときに いざ行(ゆ)かな
山橘の 実の照るも見む


大伴家持(万葉集)

2010年12月30日木曜日

上膳は水の若し


上膳は水の若し。
水は善く万物を利して而して争はず、衆人の悪む所に処る。
故に道に畿し。
居は善く地、
心は善く淵、
与は善く仁、
言は善く信、
政は善く治、
事は善く能、
動は善く時、
夫れ唯争はず故に尤なし。



最上の善とは水のようなものである。
水は万物に利益を与えながらも他と争うことはぜず、しかも人々の嫌がる低い位置に身を置く。
だから、水こそ道に近い存在と言える。
善とは、
起居は大地のように落ち着いており、
心は淵のように静かで奥深く、
与えるには仁愛によって報償を求めず、
言は行に一致して信であり、
政治は無事に治まり、
事を成すには有能、
働くには時宜にかなっている。
いずれも水のように他と争うことがないからこそ、恨み咎められないのだ。
老子



今年もたくさんのご訪問ありがとうございました。
海からの贈り物ー岩城真珠
新年もよろしくお願い申し上げます。

2010年12月29日水曜日

闘戦経


眼は明なるをとうとぶとも、三眼を願わず。
指は用をなすといえども、六指を要せず。
善の善なるものはかえって兵勝の術にあらざるなり。




眼はよく見えて便利だが、3つは要らない。
指はとても重要な仕事をするが、6本は要らない。
これと同じ理屈で、戦いに勝つのも「ほどほど(塩梅)」が、
兵法の奥義であると示している。
闘戦経 第十一章


海からの贈り物ー岩城真珠
 本日の逸品真珠公開中

2010年12月28日火曜日

お客様によい印象を与える八つのポイント


一、挨拶の回数
二、笑顔の回数
三、返事をする回数
四、キビキビ行動する回数
五、相手の目を見てうなずく回数 
六、声の大きさ、明るさ
七、相手を誉める回数
八、料理の評価を伺う回数(いかがでしょうか、いかがだったでしょうか?)


築地「すしざんまい」




海からの贈り物ー岩城真珠
 本日の逸品真珠公開中

2010年12月27日月曜日

簡潔


一般的に、人は長編論文などによって人生を渡るものではない。
大抵は片言隻句。即ちごく短い。
しかし無限の味わいのある真理・教えによって生きる力を得る。


隻句(せっく)



海からの贈り物ー岩城真珠

 本日の逸品真珠公開中

2010年12月23日木曜日

矛盾


矛盾を生きよう。
そこからしかエネルギーは出ない。
真実を生きるとは矛盾を生きることです。
    
大いに欲を持てばいい。
そもそも無欲ということ自体が欲ではないか。




海からの贈り物ー岩城真珠
 本日の逸品真珠公開中

2010年12月22日水曜日

「出来ない」と「やらない」


あなたは出来ないと言うが、
出来ないのではなくやらないだけ。
やらなくてできるはずがありません。

人間、やればできないことはない。

出来ないとやらないを混同してはいけない。




海からの贈り物ー岩城真珠
 本日の逸品真珠公開中