2011年5月17日火曜日

「さ」

五月雨(さみだれ)、五月(さつき)、桜、早苗、早乙女(さおとめ)・・・・
この時期を表す言葉に、最初に「さ」の付く言葉が多い。

「さ」は田んぼの神様を意味する古語。

桜の「くら」は、神磐(かみくら)を意味する。
つまり「さくら」とは田んぼの神様が宿る神磐という意味だ。
山桜が咲き始めると、早苗を植え始め、桜の木の下で豊年を祈願した。
今はお花見という形だけが残っているが、元々はこのように豊年を祈願するお祭りなのだ。

日本の稲作文化に感動し、今宵の「酒(さけ)」を楽しみに、
さぁ、今日も楽しく働くぞ。

2011年5月16日月曜日

吾唯足知

吾唯足知(われ ただ たるを しる)
口という字を「五」「隹」「疋」「矢」の4文字が囲んでいる変態文字。

教えは「足る(たる)を知る」。
不「足」か、満「足」か、どちらを取るかで人生は大きく異なる。

いろんな欲がある。
ひとつ手に入れると、すぐに次の欲が現れる。
金銭欲、物欲、名誉欲、殆どが外に心がむいている。
心を内に向けることが肝心。
感謝の気持ちから始めれば足りていることが分かる。

2011年5月12日木曜日

着物

着物がいいというよりも、
日本人は、着物も洋服も同時に着られるのが好き。
たまに洋服、たまに着物を着るというのが好き。

2011年5月11日水曜日

経験値

何もせずにクヨクヨ悩むより、
何かをして悩む方やよいと分かりました。

単純な事柄ほど、
理解出来るまでに長い時間を要します。

2011年5月10日火曜日

「はい!」と言う返事

「ハイ」という一語によって、「我」を捨てる。
「ハイ」の一言で、それまでの意地や張りの一切を投げ捨てる。

「ハイ」という言葉が本当に言えたら、
それによって当の本人はもとより、
周りの雰囲気までが変わりだす。

2011年5月9日月曜日

謙虚

 謙虚であればあるほど、

    感動が深い

2011年5月2日月曜日

「理性の不完全性定理」

理性とか知性とかは耳障りがいい。
その耳障りの良さに人間は幻惑されてしまう。

しかし、理性より知性よりも強いのが感性だと思う。
考え方が人間を決めるのではなく、感じ方が人間を決めるのだと。



「理性の不完全性定理」1931年:クルト・ゲーデル