2011年5月17日火曜日

「さ」

五月雨(さみだれ)、五月(さつき)、桜、早苗、早乙女(さおとめ)・・・・
この時期を表す言葉に、最初に「さ」の付く言葉が多い。

「さ」は田んぼの神様を意味する古語。

桜の「くら」は、神磐(かみくら)を意味する。
つまり「さくら」とは田んぼの神様が宿る神磐という意味だ。
山桜が咲き始めると、早苗を植え始め、桜の木の下で豊年を祈願した。
今はお花見という形だけが残っているが、元々はこのように豊年を祈願するお祭りなのだ。

日本の稲作文化に感動し、今宵の「酒(さけ)」を楽しみに、
さぁ、今日も楽しく働くぞ。

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