2008年6月24日火曜日

善をも思わず、悪をも思わず


なぜどちらかに決めたがるのだろう?
昨今の報道では、何かにつけて良いとか悪いとかの判断を強いられている。「善をも思わず、悪をも思わず」この言葉は、良いとも思わず、悪いとも思わず、と言う意味です。善悪を判断しようとするから、悩み、迷います。


善悪だけでなく、自他、左右、是非といった二次元的な考えから脱却することを説いているのが禅語です。

2008年6月20日金曜日

喫茶去


嫌いな人にも一杯のお茶を差し出せる余裕


喫茶去(きっさこ)とは、お茶を召し上がれという、ただそれだけの言葉。

「よくいらっしゃいました、まずはお茶でも召し上がれ」

抹茶を立てても番茶でも、理屈抜きに一杯を差し出す。儀式でもなく、健康や喉の渇きの為でもなく、ただ「さぁ、お茶をどうぞ」と。



茶の湯とはただ湯をわかし茶を立てて飲むばかりなる本を知るべし(千利休)

2008年6月18日水曜日

売る!


水は砂漠で売れ。

氷は南国で売れ。

酸素は水中で売れ。

土は都会で売れ。

情報は田舎で売れ。

ケンカは弱者に売れ。

2008年6月13日金曜日

Pride

プライド = 「誇り・自尊心」
自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を受けないで品位を保とうとする心理・態度
(広辞苑=同義語として誇り・自尊心)

pride, n.
I. 1. a. A high or overweening opinion of one's own qualities,
attainments, or estate, which gives rise to a feeling and attitude
of superiority over and contempt for others; inordinate self-
esteem.
Oxford English Dictionary
「名誉に値する何かを達成したり、仕事や物の質、あるいはそうしたものを所有していることから得られる深い歓喜や満足の感情」

国民性の違いもあるかもしれないが、日本人は他人からどう見られるかを重視し、欧米人は自分の心の持ちよう、自己を中心に考えるようだ。
然しながら人はそれぞれ「プライド」を持って生きている。自分では立派なプライドかもしれないが、他人から見ればそれは単なる「虚飾」しかみえない。
Praideとは見方によって価値観が違ってくる二面性を持っているといえる。


Pride is what we have. Vanity is what others have.
『誇り』は私たちの持っているもの。『虚栄心』は他の人が持っているもの

2008年6月9日月曜日

良い所を見る。


どんな状況でも、良い部分を探し出す能力。

それは人間として重要なこと。