2008年9月18日木曜日

修養


「耳中、常に耳に逆らうの言を聞き、心中、常に心に払るの事あらば、わずかにこれ徳に進み、行を修むるの砥石なり。もし、言々耳を悦ばし、事々心に快ければ、すなわち此の生を取っ把って鴆毒の中に埋存せん」



(耳には耳の痛いことばかり、胸には無念なことばかり、それが我が玉を磨く石になる。おだてられたり、良い事ばかりでは我とわが身に毒を盛るようなものだ)
菜根譚

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