2010年6月30日水曜日

ゴミ


例えばゴミが落ちていると、
「神様が自分を試している」と思う。

そうやって、
いつも神様が自分を見ていると思っている。


菊池雄星(埼玉西武ライオンズ)

2010年6月29日火曜日


人は・・・・・・・・
時間、空間、人間(じんかん)、
の三間を離れてこの世に存在することはできない。

間を意識し始めると、人の道がわかり始める。

2010年6月28日月曜日

リスク


チャレンジを選択しないリスクが一番の問題。

目の前の壁は、乗り越えるか、ぶっ壊すか、迂回もする。

リスクがあっても、結果を出す習慣を身に付ける。

2010年6月27日日曜日

海からの贈り物 パール倶楽部008

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                            2010年 6月23日


「ぼんやりの時間」辰濃和男 岩波新書

著者の辰濃和男は、1975年から1988年の13年間朝日新聞の「天声人語」を担当
し、日本エッセイスト・クラブの理事長を歴任した経歴を持つ。
新聞社と言うせわしい職場にいても、彼の心の中には常に一本の小さな蝋燭の
炎が燃え続けていたという。
それは「ぼんやりをたのしむ炎」だったと辰濃は言う。

締め切りに追われ、あと三十分、あと十分、あと五分、と言う状態に追い込ま
れるのはごく普通のことだったし、少し長いものを書く時は、徹夜、半徹夜の
つづくことが再三だった。
然しながら、あわただしい歳月の中でも「ぼんやりをたのしむ炎」を大事にし
てきたと。どんなにせわしい日々でも「ゆとり」とか「余裕」とかいうものは
心のうちに大切に仕舞っておきたいと言う気持ちだけはあったと。

現代では「ぼんやり」という言葉に否定的な意味合いが強く、それをわかった
上であえて辰濃は「ぼんやり」が生み出すプラスな要素を指し、「ぼんやりと
過ごす時間は、貴い!」と主張する。

横断歩道でぼーっとしているのは人命にかかわるし、入学試験や入社試験でぼ
やーっとしてしまう質(たち)の人はどうしても不利になるが、然しながら、
ぼんやりを「よからぬことだ」だと決め付けてしまうのもおかしい。
実際には、プラスになるぼんやりが沢山ある、生きる糧を与えてくれる、ごく
大切なぼんやりもあるはずだ。

ミヒャエル・エンデの傑作「モモ」の主人公は「ぼんやりしている時間」を大
切にする少女だ。
エンデのその作品は、時間泥棒の「灰色の紳士たち」が、人々から「時間」を
奪っていく物語だ。むだだと思われる時間を奪われた人々の暮らしはどうなる
か。それが「モモ」の主題だ。

ぼやーっとしている時間はそれこそ、むだそのものだ。効率至上主義者はそう
言うだろう。むだな時間を幾ら重ねても何の稼ぎにもならない。
灰色の紳士たち、つまり時間泥棒たちは、人々の心に忍び込んでは「むだな時
間を節約し、その分を『時間貯蓄銀行』に預けなさい」と誘う。
銀行に預けられた時間は、すべて灰色の紳士たちが生存するために使われてし
まう。いわば詐欺そのものなのだが、人々は詐欺とは気がつかず、せっせとむ
だな時間を削っては、その分、自分たちの生活を貧しくしてゆく。

モモは、何処からかふらりとその地にやってきた少女だった。土地の人たちの
好意で、古い円形劇場跡の一角に住まわせてもらうようになる。少女は、夜空
を眺め、夜空の発する「荘厳なしずけさ」をひたすら聴くのが好きだった。
モモにとっては、このぼんやりの時間はけしてむだな時間ではない。宇宙の静
寂の中で時を過ごすと言うのは、モモがモモらしく生きるための、大切な時間
だった。夜空を眺める時間を持つことで、モモは「荘厳なしずけさ」を感ずる
ことが出来たし、何よりもそう言う時間を持つことで、曇りのない目を持つこ
とが出来、灰色の紳士たちのインチキを見破ることが出来るのだった。

かなしいことに、私たち現代人は、夜空をしみじみと仰ぐ習性からしだいに遠
ざかっている。利潤とか、効率とか、管理とか、豪華さとか、スピードとか、
そういうものを生活の拠り所とする人々が増え、夜空を眺めるなんて無駄なこ
とだ、と思う人が増えてきた。
しかし、そのむだは本当にむだなことなのか。そういうむだがあるからこそ、
生活はむしろ、ゆたかなものになっているのではないかと著者は問いかける。

辰濃は3章で、「ぼんやり」と響き合う一文字、として次の5文字を挙げた。
「闇」----蛍と星とダークマター
「独」----独りでいること
「閑」----逆茂木に囲まれて
「怠」----「一日四時間労働」の夢
「懶」----心の余白

その中の「独」でアン・モロウ・リンドバークの「海からの贈り物」を取りあ
げた。そう、岩城真珠の大切なキャッチフレーズはリンドバークの書籍から借
り受けたのだ。
私の生まれた年(1955年)に刊行された本なので約55年も前の書籍になる。

リンドバークはしばらく家族と別れて浜辺の別荘に来ている。海での独り暮ら
しは快適なものだった。
「夜は浜辺に出て、星の下で、ひとりで横たわっていた。ひとりで朝の食事の
用意をし、桟橋で私が投げる餌を鴎がくわえては舞い上がり、また水面をめが
けて舞い降りてくるのを、ひとりで眺めていた。」

女性であるリンドバークは「女性がひとりであること」の大切さをしきりに説
いている。
「女は特に、一年のある時期、また毎週、毎日の一部を、ひとりで過ごすべき
だと思う。(中略)働く者には、いかに薄給でも、毎週一回の休みと、一年に
一度の休暇が与えられる。概して母親と主婦は、定期的な休暇のない労働者な
のである。つまり彼女たちは大量の無休階級なのであるが(後略)」
リンドバークは女性の抱えている家事や雑事のすさまじさを承知しているから
独りになること、「女には内なる静寂が必要である」と主張している。
その理由を辰濃は以下の文章で表現をしている。

人はたくさんの人びとの力に支えられて生きている。
私たちはそれを体験で知るようになる。
同時に人は、独りで生きている。
たくさんの人びとの力に支えられながら、同時に独りで生きている。
それは矛盾することではない。
人に支えられていると言うことへの感謝と、独りで生きる自立の決意、もしく
は勇気は、矛盾しない。

このように「ぼんやり」を紐解くと、今の私たちに特に必要なものなのかもし
れない。
最後に「ぼんやり」のことを簡潔に「あとがき」にまとめてありました。
    「動、働、がんばり」
    「静、休、ぼんやり」と。

著者の辰濃が二十代の最後の年、T社会部部長に呼び出されて「南太平洋に行
って来い。タヒチとかあっちの方だ」と大雑把な指示の元、東サモア、タヒチ、
フィージーに赴任したのが1959年だった。
戦場や人種暴動、難民キャンプなど多々な風景を見てきた辰濃がいまでもたっ
た一つの風景を選ぶ際には南太平洋で見た「若緑色の礁湖(しょうこ)」ラグ
ーンを選ぶと言う。
辰濃の「ぼんやり」は黒真珠のふるさとタヒチの海によって、育まれたのだろ
うか。

昭和の時代を振り返ると、辰濃が赴任して、その3年後の1961年に室井忠六が
フレンチポリネシア政府水産局長の招聘によりヒクエル島に赴き、約一年後に
黒真珠の養殖を成功させた。
ひょっとしたら、黒真珠養殖成功のニュース原稿を書いたのが、朝日新聞社の
辰濃和男だったのかもしれない。

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次回配信「Pearl Club」は、2010年7月6日(火)「サラダ記念日」の予定です。

2010年6月25日金曜日

心構え


背負わなければならないことに直面したときには、
戦う前からそれに負けてしまわないことだ。

そういう心構えのうえに、
人は全力を発揮することができるだろう


岡田武史(サッカー日本代表監督)

2010年6月24日木曜日

独り


人はたくさんの人びとの力に支えられて生きている。
私たちはそれを体験で知るようになる。

同時に人は、独りで生きている。
たくさんの人びとの力に支えられながら、同時に独りで生きている。
それは矛盾することではない。

人に支えられていると言うことへの感謝と、
独りで生きる自立の決意、もしくは勇気は、矛盾しない。

2010年6月23日水曜日

Chance


チャンスを生かせ。 
人生はチャンスが満ちあふれている。
 
普通、成功する人はチャンスを生かそうとする人だ。


Take a chance ! All life is a chance.
The man who goes the farthest is generally the one who is willing to do and dare.

2010年6月22日火曜日


夜雨 草庵の裡 
双脚 等間に伸ばす

庵の外では雨が降っているが、
こんな日は、二本の足を伸ばして、
雨の音を聞くのもよかろう。
「じょんのび」(心豊かにのびのびする)



生涯懶立身 騰々任天眞 嚢中三升米 爐邊一束薪
誰問迷悟跡 何知名利塵 夜雨草庵裡 雙脚等間伸

良寛

2010年6月20日日曜日

会話


話とは話しをしていない時が大事。

話し上手な人は、間の取り方がうまい。

2010年6月18日金曜日

答え




雪が解けると…何になる?

 
この問題には単純に二通りの回答がある。

一つは「水になる」

もう一つは「春になる」と言うものです。

柔軟な発想は、このような問いかけから生まれるものなのです。

2010年6月17日木曜日

約束


守られなかった約束の殆どが、約束の仕方が不十分で起こる。

約束を交わすときは、日付と成果をハッキリと確認しあうこと。

2010年6月16日水曜日

何だろう?



全ての成長は、新しい質問から始まる。


All growth in life comes from asking a new question.

2010年6月15日火曜日

深刻になってない?


真剣に物事に取り組んでいると、
いつの間にか深刻に陥っている場合がある。

物事は、
深刻になりすぎると、何も出来なくなる。

「真剣」と「深刻」の違いは難だろう?って考えるだけで、こころと体が軽くなるよ。

2010年6月14日月曜日

偶然


ヒット商品に偶然なんてありえない。

そこには生産、開発、営業、宣伝・・・・
たずさわる全ての人の執念と信念がある。

2010年6月11日金曜日

選択


「この目標、やめない?」と自分自身に聞いてみる。

(目標は変えても捨てても、そのまま持ち続けてもいい。)

2010年6月10日木曜日

チャレンジ



一生に何回後悔できるだろう。

2010年6月9日水曜日

自分で動く


もし、なすべき事あれば、
  すなはちおのが身を使ふ


方丈記:鴨長明

2010年6月8日火曜日

フラワーアレンジ


花はそもそも美しい。
作ろうとするな。
あるがままの姿を活かせ。
そこから自然と何かが生まれる。

Michael George

2010年6月7日月曜日

深呼吸


深呼吸は息を吐くことに重きを置く。

吐いて、吐いて、さらに吐く。
細く長く吐ききるまで吐く。

座っていても、立っていても、
     深呼吸のやり方は変わらない。
全てを吐き出すことから始まる。

2010年6月4日金曜日

批判


人として成長する人は、陰口を言われる側。
人として低迷する人は、陰口を言う側。

2010年6月3日木曜日


道の道とするべきは
  常の道に非(あら)ず

道可道、非常道

今日までやってきたことが明日も正しいとは限らない。
それくらい世の中は移り変わりが激しいのだから、
いつも新しい道を見つける努力をしなければならない。

2010年6月2日水曜日

伝える


コミュニケーションの決定権は相手にある。

「言ったはず」は、外れる。
「言ったつもり」でも、積もらない。

しっかり心を向けて、相手の立場になって考える。

2010年6月1日火曜日

オプティミスト


どうしてペシミストになる必要があるの?
それで楽しいかい?

悩んでいないで、やってごらん。


Optimist ;楽観主義者
Pessimist;悲観主義者